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「論文の書き方」を読んだ

2023年11月16日

最近少しずつ論文の書き方という本を読んでいた。 そろそろ修士論文を書かないといけないからというわけではなく、 常日頃から文章を書く能力を高めたいと思っているからこの本が気になった。 内容も修士論文を書く人に向けたものではない。 なので、この本のタイトルの「論文」は割と広めの、より一般的な文章のことを指していると考える方が良い。 まあそれでも少しは修論の役に立つかもしれない。

作文の練習は文字数を制限する方が良いとか、誰かの書き方を真似して書くとか、 文章を書く能力を鍛えるための手法が色々と述べられていた。 その中でもすぐに実践できそうだと感じたのは、「が」を警戒することだ。

接続助詞の「が」はとても便利で、簡単に文を繋ぐことができる。 例をいくつか上げると、

こんな感じだ。「が」で接続されているものの、使い方が全て異なる。 これらの「が」に込められている意味を明示する形に文章を書き直してみる。

こうすることによって、文同士の関係がより明らかになる。 明らか故に、より読み手に優しい文章になる。 3つのうち、1番上の文章はもはや接続されていない。 そのままでも良いし、もし良い天気であることと朝ごはんを先に食べることに何か関係があれば、 それを書いてしまうと良いだろう。

このブログも「が」を使わないように頑張って書いている。 やってみるとわかる「が」、結構難しい。ブログを書く時の目標の30分で書き切ることができなかった。無念なり。 それだけ普段「が」に頼って文章を書いているということだ。 個人的には逆接の「が」は使っても良いと思っている。 でもせっかくなので、しばらく「が」を禁止してブログを書いてみようと思う。 何か発見があるかもしれない。